「webライターをやってみたいけどきついの?」
「webライターのきつい理由って何だろう?」
「webライターは稼げないと聞いたけど本当?」
Webライター関連のSNSでは「やってみたけどきつい」と弱音を吐いているのを見かけます。辛い体験談を見て、Webライターをやりたいのに怖くなった方は多いのではないでしょうか?
たしかにWebライターはきついのが現実です。しかし事前に正しい知識を学べば、辛くて稼げない状態を回避できます。
この記事では以下のことがわかります。
- Webライター初心者はきついの体験談
- なぜWebライターはきついのか
- Webライターをするメリット
- Webライターを続けるコツ
これからWebライターを始める方も、Webライターを始めたけときついと感じている方も必見の内容となっています。この記事を読んで前向きにWebライターを始めましょう!
【きつい体験談】初心者Webライター時代にやらかした失敗
私が初心者Webライター時代にやらかした体験談を紹介します。
副業でWebライターをやりたいけど未経験だった当時の私。初心者OKの敷居が低い案件を探していました。
そこで見つけたのがクライアントからの記事添削付きで、報酬は30記事300円。
「報酬は低いけど、添削のお返事が返ってくるのはありがたい」と思って応募したんです。
始めた当初は提出した記事は必ず修正で返却され、ひどい時は3度も修正。契約打ち切りを宣告されたこともありました。それでも根気強く継続した結果、30記事完成後に1記事1000円で継続して契約になりました。
しかし、1記事あたりの文字数が平均10000文字のため納期は遅くてもよい条件なのに、仕事や育児の後、睡眠時間を削ってまで作業をするのが辛くなり、辞めてしまいました。
ライティングの知識不足もありますが、振り返れば文字単価が低く割に合わないのが大きな原因だとわかります。
「実力はないから」と報酬の低い案件を受け続けた結果、自己評価の低いライターになってしまい精神衛生的にも大きな失敗でしたね。今思えば、しがみつかずに他の案件を探しておけばよかったと後悔しています。
Webライターがきつい理由5選と対策
Webライターがきつい・つらいと感じる理由は何なのか?私が経験した辛い体験談を含め、多くある理由のうち5つ挙げました。
- 1円未満の低単価案件が多い
- 自分で営業をしないと収入に繋がらない
- テストライティングを出しても採用されるとは限らない
- ライティングスキルがないうちは納期がギリギリ
- 継続して作業するためのルーチン化が大変だと感じる
順番に見ていきましょう。
1.1円未満の低単価案件が多い
Webライターの案件は文字単価0.5円や1円未満が多く、酷いものは0.1円も!クラウドーシングサイトだと0.1円にプラスして手数料を引かれるので、ライター側の手取りの報酬が低いんです。低単価だとモチベーションが下がりますよね・・・
もちろん2円以上の高単価の仕事もありますが、初心者が挑戦するには専門知識が必要になるなどハードルの高い案件が多いです。
また、多くのWebライターは高単価を狙うため競争率が高いという点も挙げられます。そのため経験数が浅いほど低単価の案件を受けざるを得ません。できる限りこまめに案件を探して少しでもチャンスを掴みましょう。
2.自分で営業をしないと収入に繋がらない
当たり前ですがWebライターは自分から応募しないと収入に繋がりません。もちろん、クラウドソーシングサイトに登録していればスカウトメールが届きますが、自分に合うものではないものばかりがほとんどです。
Webライター特化の求人サイトに登録するか、TwitterでWebライター募集のポストを見つけて自分をアピールする必要があります。
とはいえ、営業が頑張っても返事が来るとは限りません。「こんなに営業を頑張っているのに」と辛くなっても、そんなものだと思って地道に開拓していきましょう。
3.テストライティングを出しても採用されるとは限らない
ライター募集の案件ではテストライティングがあります。
クライアント側も即戦力のあるWebライターが欲しいのでテストライティングをして審査・採用します。したがってあなたの記事が一定の基準を満たさないと不採用となります。
書いた記事が採用されないと、落ちた時はがっかりしてしまうでしょう。
特にテストライティングで無報酬のパターンは時間と労力だけ無駄にした感覚があり、がっかり感が大きいです。必ず報酬があるものを受けてください。
4.ライティングスキルがないうちは納期がギリギリ
Webライターは作文と異なり、Webライティングの知識も必要となります。
やり方さえわかれば作業も早くなるものの、慣れないうちは「何を書けばいいだろう」と戸惑い、文章が進みません。気がつけば納期がギリギリになることは初心者ではよくあることです。
要約を書かずにいきなり文章を書き始めるとかなり非効率で、文章が書けなくなってしまうのが原因のひとつでしょう。
常に納期に追いかけられ本業より辛くなり挫折することがないよう、あらかじめ見出しや調べた記事内容をメモすることが必要です。
5.継続して作業するためのルーチン化が大変だと感じる
本業がある人や主婦の場合は家事育児を優先しつつスキマ時間を確保し、毎日作業しなければなりません。
どうしても疲れてできない日もあれば次の日に繰り越して作業時間を多めに取りましょう。臨機応変にしながらもルーチン化する必要があります。
初心者のうちは手順が慣れるまで大変です。1日でどれくらい作業時間を確保できるのかを考え、毎日最低1時間をルーチン化しましょう。
きついと言われるWebライターをおすすめする理由5選
Webライターはきつい一方で、継続して続ける方が圧倒的にメリットが大きいです。私がなぜきついと言われているWebライターをおすすめするのか、多くの理由の中から5つ厳選しました。
- ネット環境があれば誰でもできる
- 在宅で仕事ができる
- 子供の急な体調不良や親の介護にも柔軟に対応できる
- 人間関係のストレスが軽減できる
- SEOライティングスキルが身につく
順番に見ていきましょう。
1.ネット環境があれば誰でもできる
Webライターは、インターネットさえ繋がっていれば誰でもできる仕事です。看護師免許や教員免許のように国家試験や資格を持っていなくてもいいんです。事務職でも、フリーターでもなりたいと思えばライターに転職できるのは魅力的ですよね。
あなたがこれまで経験してきたお仕事も、Webライターにはネタの要素です。趣味や特技、得意なことがあればあるほどお仕事がしやすいし、ライティング作業も楽しくなりますよ!
スマートフォン・パソコンさえあれば誰でもなれるのは大きなメリットです。
2.在宅で仕事ができる
Webライターは場所を選ばず在宅でお仕事が可能です。面談や打ち合わせもカメラ付きパソコンがあれば、わざわざ相手先へ出向く必要がありません。
休憩も昼食も自分が食べたい時間に食べられます。お昼時に混み合っている食堂に並ばなくていいのは嬉しいですよね。
大都市に勤務する人にとっては出勤不要のメリットは特に大きいでしょう。満員電車で出勤するのは辛いものです。しかし在宅ワークなら、遠方で朝早く起きて夜遅く帰ってくる必要もありません。
私は車で1時間かけて出勤したことがありますが、子供が起きる前に出勤し、残業後に帰宅した頃には子供が寝ていることがあり、子供とコミュニケーションがとれない日もありました。
在宅ワークのメリットは本当に大きいです。
3.子供の急な体調不良や親の介護にも柔軟に対応できる
小さい子供を持つママにとって、突然子供が熱が出たり怪我をしたりで病院に連れて行くのはよくあることですよね。職場で周りに気を遣いながら早退や休みをとらないといけません。
しかし在宅ワークは気遣い不要です!学習参観や面談も、職場のメンバーと日程調整する必要もありません。
高齢の両親がいると通院の付き添いや介護もしないといけないし、自分自身で柔軟に対応できるのは、誰にも気を遣うこともなく精神的な負担は軽くなります。
4.人間関係のストレスが軽減できる
Webライターは毎日職場に出向いて仕事をする必要はありません。
たとえば周りが残業している中、自分の仕事は終わったのに先に帰りづらいですよね。上司のご機嫌取りや愚痴を聞かされたり、八つ当たりの的にされたりすることもあります。指示通りに動いてくれない部下に頭を悩ますこともありますよね。
人間関係がうまくいかず転職する人だっているくらいです。その点、Webライターは1人で作業するのでかなり楽です!
あなたがもし人間関係に悩んでいるなら、Webライターはおすすめです。
5.SEOライティングスキルが身につく
Webライターを経験するとSEOライティングスキルを獲得できます。
履歴書に書くほどの資格がなくても、Webライターの仕事をしていたことは積極的にアピールしましょう。広報部門だと、企業のホームページで重宝すること間違いなしです。
仮に事務職を続けるとしても、Webライターの知識がある人は、実際に私の身の回りにはいません。まして在宅ワークで収入を得るなんて考えてもいないでしょう。
ワードプレスの投稿もできるようになれば、自分でサイトも運営できます。何年も経験を重ねると個人事業主として活動している人もいますので、Webライターはやっていて損はないですよ。
きつい経験から学ぶWebライターを続ける5つのコツ
きつい部分もあるけどメリットもいっぱいのWebライター。Webライティングで挫折しないように、過去の経験から続けるコツが5つあります。
- 法人クライアント主催のWebライター講座を受ける
- 1件のクライアントを大事にする
- 得意分野の案件を狙う
- 高単価案件を狙う
- できる・できないの基準を決める
順番に紹介します。
1.法人クライアント主催のWebライター講座を受ける
Webライターを続けるためには、まずは法人クライアント主催のWebライター講座を受けましょう。ライティング講座では効率よい記事構成の手順を学べるし、実践に使えるテクニックを教えてくれます。
早く収入が欲しいなら、クライアントから直接記事添削をしてもらい報酬を得る方法もありますが、私はお勧めしません。
理由は報酬が低すぎるからです。ひどいパターンでは、添削をろくにしてくれない案件もあります。
焦って質の悪い案件をもらって苦労するのは避け、ライティングを学ぶことを優先して欲しいと、私は声を大にして言いたい!
Webライター特化のクラウドソーシングサイトで講座が開催されているものもあるので参加してみるとよいでしょう。
2.1件のクライアントを大事にする
初めのうちは1件の案件しかできないからこそ、クライアントを大事にするといいですよ。
インターネット上の仕事関係は、どちらかが連絡を絶てば簡単に縁が薄れてしまうものです。インターネットだけの世界だと、クライアントもライターも、また信頼できる人を探さなければなりません。
その都度、信頼関係を構築するより同じ人から依頼をした方がコミュニケーション面がスムーズです。
だから、信頼関係を築くためにも、1つのクライアントと長く付き合うことが大事です。
3.得意分野の案件を狙う
Webライター募集に応募する際は、得意分野の案件に絞って応募しましょう。
得意分野は、あなたがすでにその分野に詳しいということです。調べる時間も省略でき、納品ペースが早くなります。時間コストが抑えられるので、余裕があれば他の案件を掛け持ちして収入を増やすこともできますよね!
早く収入を得れば自信を持てるし、挫折もしにくくなります。
4.高単価案件を狙う
もし、自分が書けそうな分野で高単価案件を見つけたら積極的に応募しましょう。
初心者はどうしても低い報酬になってしまうのは仕方ないものです。しかしずっと自己評価が低いままでもいけません。1つでもライティング案件を継続的な納品を達成できたなら、高単価案件を狙いましょう。
慣れてしまえば記事が仕上がるペースも上がります。クラウドソーシングサイト以外にも、X(旧Twitter)でまずは1件、当たって砕けろの気持ちで営業しましょう!
5.できる・できないの基準を決める
Webライターを長く続けるコツとしては「この単価、この報酬からしか仕事をしたくない」という、「できる・できない」の基準を決めるといいです。
クライアントからの依頼内容は詳しく聞かないと分からないものが多いです。例えばライター案件でも、次の2つの内容だと、手間も違いますよね。
- 記事を書くだけ
- 記事の作成や画像も自分で編集し、ワードプレスへ入稿するもの
特に記事を書いて画像もアップロードしてワードプレスまで入稿となると、自分のブログで記事更新しているようなものです。今の自分は記事しか書けないのか、ワードプレスを使いこなせるのかを考え自分の裁量をあらかじめ決めておくと、案件を受けた後で後悔しにくいですよ。
ブレない基準を決めてしまえば、無理な要求をしてくるクライアントに対して毅然とした姿勢で対応できます。
まとめ:Webライターがきついのは最初だけ!正しいやり方を学んで回避しよう
Webライターを始めた当初は勝手が分からず苦労するものです。
しかしよく考えてみてください。あなたが新入社員の時も仕事のやり方も分からず大変だったはず。何事も未経験の事をするのはきつく感じるもの。正しくライティングを学び、実践し続ければ自然と身につきます。
搾取案件を避けてライター案件をこなしていけば、気持ちの面できつくなりにくいですし、仕事に対する自己肯定感も高くなりますよ。Webライティングの知識を得られれば自分でブログも運営できるし、自分で得たスキルはお金と違って奪われないのが何より良い点と断言してもいいです。
でも「ライターのいろはを知らないと仕事に参入しにくいな」と感じているあなたは、ライティング講座を習ってから参入するのがおすすめです。
何も知らないで参入しても、いきなり高い文字単価を得るのは簡単じゃない。私もそう思ってWebライターの応募を躊躇していたことがありました。
前もってちゃんと勉強したいと考えているならば、「あなたのライターキャリア講座」で未経験者から学べるライティングレッスンを受講できます。
ライティング講座は短期間でマスターし、すぐ実践も可能。プロのライターの添削やマンツーマン指導もありますよ!Webライターだけでやっていける自分を想像してみてください。自分で努力して得た知識は一生の役に立ちます。あなたがWebライターで活躍する日を楽しみにしています!
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