「ピアノの音が隣や下の階に響いていないか心配…」
「夜でも練習したいけど、音漏れが気になる」
「一戸建てでも防音対策って必要なの?」
確かにアップライトピアノは構造上、音が壁や床に伝わりやすく、思っている以上に響いてしまうことがあります。
そこで今回は、アップライトピアノの防音対策について解説します。
なかでも一戸建ての防音対策で効果的な方法について詳しく調べてみました。
~この記事でわかること~
- ピアノの音漏れを防ぐ吸音・遮音アイテム
- 夜間でも安心して練習できる静音対策
- 一戸建てやマンション別のおすすめ防音方法
ピアノを弾きたいけど隣近所に迷惑をかけたくない…でもしっかり演奏を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください♪
なお、防音対策でおすすめなのが吸音材をピアノの背面に配置すること。
背面は音が響く作りになっているので、吸音材を置くと効果が期待できます!

アップライトピアノの防音対策にはどんな方法がある?
アップライトピアノの防音対策には以下の方法があります
- 吸音材を背面に設置する
- 防音用マットを設置する
- マフラーペダルを使う
- 消音機材を取り付ける
順番に開設します。
吸音材を背面に設置する

アップライトピアノは背面から音が出やすい構造のため、背面に吸音材を貼ると音漏れを軽減できます。
とくに、吸音材だけでも効果はありますが、遮音効果も兼ねそろえたパネルならより安心でしょう。
防音用マットを設置する

アップライトピアノは振動で音が鳴り響く仕組みのため、床面の防音対策をすれば安心です。
2階にピアノが設置されていると下の階によく聞こえてしまうため、少しでも厚みのある防音用マットがあるとよいでしょう。
マフラーペダルを使う

演奏中でも音を小さくしながら弾けるのがマフラーペダルです。
アップライトピアノのペダルのうち真ん中にあるペダルのことで、通常よりもピアノの音がかなり小さくなるので、夜にどうしても演奏したいときに使うのもよいですね。
ただし、音が小さ過ぎて演奏の強弱をしにくいのがデメリットで、演奏技術が身に付きにくくなりがちです。
1曲弾く前の指練習であればマフラーペダルで弾いてもよいでしょう。
ヘッドホン機材を取り付ける

アップライト用のピアノにヘッドホン機材を取り付けて演奏することができます。
ヘッドホン機材を使うと昼夜関係なく演奏できるのがメリットです。
音色がコンサート用のグランドピアノの音色を録音したものを再現されているので、アップライトピアノよりも良い音色を奏でられるかも?!
ピアノ周辺の防音対策はさまざまな商品があります。
ほかにも防音対策グッズがあるので楽天で調べてみるとよいでしょう。
一戸建てにピアノを配置した場合は防音パネルの意味ない?

一戸建てにピアノを設置した場合、防音パネルを導入するに越したことはありません。
ピアノの周辺の防音対策だけでなく、二重サッシや防音ガラスを取り入れたり、防音用のドアや遮音フローリングを取り入れたりするとより音が漏れにくいでしょう。
マットのほかカーテンにも防音用のものがあるので、インテリアから変えるとコスパもよいですね。
隣家に聞こえにくいようにする防音対策はどれがいい?

隣家に音が聞こえにくいようにする防音対策は数多くありますが、まずは吸音ボードをピアノの背面に取り付け、防音マットを床に敷くのが効果的です。
お部屋の壁が防音対策されていなければ、防音シートもあります。
ピアノ周辺の防音対策ピアノを置いてある部屋の防音対策を組み合わせることで、隣家への音漏れを大幅に軽減し、より安心して演奏を楽しむことができるでしょう!
アップライトピアノの防音対策まとめ
今回はアップライトピアノの音漏れを防ぐための具体的な防音対策方法を紹介しました。
- ピアノの背面には吸音材を貼って音漏れを軽減
- 床には防音マット</strong>を敷いて下階への振動を防止
- 夜間はマフラーペダルで音量を抑えて練習可能
- 消音機材+ヘッドホンで昼夜問わず静かに演奏できる
- 一戸建てでも防音パネルや防音ガラスを組み合わせるとより効果的
ピアノの防音は一つの対策だけでは不十分なこともあります。
しかし背面・床・壁などの複数箇所を組み合わせれば、隣家や下階への音漏れを大幅に減らすことができます。
静かな環境で思いきり演奏を楽しみたい方は、これらの方法をぜひ試してみてください♪
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