「防災頭巾を被っても意味ないのかな?」
「ヘルメットのほうが安心なのかな?」
など、頭を守るグッズを選ぶときにふと疑問に思ったことはありませんか?
結論をいうと、防災頭巾をかぶってもじゅうぶん頭を守れるし、耐火性のものであれば火の粉が飛んできても簡単には燃えないものもあります。
今回は、防災頭巾と防災ヘルメット、どっちがいいの?というテーマで記事をまとめてみました!
選び方のポイントや、防災頭巾カバーがどこで買えるかもご紹介するので、参考になれば幸いです。
防災頭巾を選ぶなら可愛らしい色を身に着けたいですよね。
下記の商品はキッズ向けにぴったりで燃えにくい素材でできていて、大切なお子さんを最大限に守ります!

防災頭巾って意味ないの?

防災頭巾を被って「意味ない」ことはないです!
防災頭巾は柔らかい素材だし頼りなさそうと思うかもしれません。
しかし万一地震が発生したときに初動で頭を守る大切な役割を果たします。
耐熱・防火素材で作られた防災頭巾もあるので、火の粉が頭部に浴びても簡単には燃えにくいでしょう。
防災頭巾とヘルメット、どっちがいいの?メリット・デメリットを解説
防災頭巾とヘルメットはどっちを選べばよいか迷うかもしれません。
ここでは防災頭巾とヘルメットそれぞれのメリット・デメリットを理解し、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
防災頭巾

防災頭巾のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
- 軽い
- 防火や防音効果がある
- 折りたためてかさばりにくい
防災頭巾は軽くて折りたたみやすいうえ、身に着けることで大きな音を軽減する効果があります。
小学校などではヘルメットのかわりに防災頭巾をかぶって避難訓練をしているところが多く、子供が気軽に身に着けられるメリットがあります。
デメリット
- 固いものが落下してきたときに頭を守りにくい
- 夏場は暑く感じる
- 聞こえにくかったり視界が狭まったりする
防災頭巾のデメリットは、固いものが落ちてきた場合の耐久性が劣る点や、顔全体を覆うため夏場は暑苦しく感じることがあるでしょう。
耳を覆うことで周囲の音が聞こえにくかったり、頭巾のサイズがぶかぶかだと視界が狭くなってしまい、かえって危ないこともあります。
防災ヘルメットのメリット

防災ヘルメットのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
- 固いものが落下してきても頭をしっかり守れる
- 工事現場でも使えるくらい安心の素材である
- 災害時の本格避難や支援活動にも向いている
災害で高所から固いものが落ちてきたとしても、いざというとき頭を守れて安心です。
デメリット
- 荷物がかさばる
- 防災頭巾より重さがある
- 髪の毛に火の粉が付着するのを防げない
近年では折りたためるヘルメットがありますが、固さもあるため荷物がかさばりやすいところが気になるところでしょう。
折りたためるヘルメットは以下の商品がありますが、ほかにもさまざまな種類の折りたためるヘルメットがありますのでぜひチェックしてみてください。

防災頭巾の選び方を3つ紹介
防災頭巾を買う場合のポイントを3つ解説します。
- 火に強い素材を選ぶ
- 厚みがありクッション性があるか
- 子供に合ったサイズ感
- カバー付きである
1.火に強い素材を選ぶ

防災頭巾は火に強い素材のものを選びましょう。
地震でものが落ちてくるほか、火災にも備える必要があるからです。
防炎・耐熱加工されている素材を選ぶのをおすすめします。
JISマークや防炎ラベルがついているものを選びましょう。
2.厚みがありクッション性があるか

防災頭巾はクッション性がある厚みのものを選びましょう。
クッション性があるものほど頭上からの衝撃を和らげられます。
3.子どもに合ったサイズ感

防災頭巾は子供の頭囲にフィットするものを選びましょう。
大きすぎると視界が遮られやすくなるリスクがあります。
防災頭巾はゴム、もしくは面ファスナー付きなら簡単に装着できるでしょう。
4.カバー付きである

防災頭巾はカバー付きが便利です。
大きくわけて背もたれに取り付けるタイプのもの、クッションタイプのものがあります。
ただし、学校によっては防災頭巾を椅子に取り付けるのはNGなところもあるので、担任の先生に聞いてみるとよいでしょう。
防災頭巾カバーはネットショップでも販売されていますのでぜひ見てみてください!

防災ヘルメットの選び方を4つ紹介
防災ヘルメットの選び方は以下の4つです。
- 国家検定マークがある
- 折りたたみタイプである
- 頭のフィット感がある
- ヘルメット以外の機能にも注目する
順番に説明します。
1.国家検定マークがある

防災ヘルメットは国家検定マークがあるものなら安心して使えます。
「労・検」マークのついたヘルメットは安全基準を満たしているので、手に取って選ぶ際は必ず確認しましょう。
2.折りたたみタイプである

防災ヘルメットは折りたたみタイプもあり、荷物がかさばりません。
ただし、折りたたみタイプのヘルメットは耐久性は一体型よりも劣る傾向があります。
頭を確実に守りたいなら一体型のほうが安心感があるでしょう。
3.頭のフィット感がある

防災ヘルメットを選ぶポイントは、頭の大きさに合わせて自分で調整できるタイプであるかどうかもチェックすればよいですね。
かぶり心地だけでなく通気性もチェックしましょう。
長時間の着用でも疲れにくくなります。
4.ヘルメット以外の機能にも注目する

頭を守る防災ヘルメットですが、ヘルメットとしての機能以外にも注目しましょう。
たとえばつばのついているものは直射日光が顔に当たりにくくなります。
また、万一に備えて緊急連絡先が記載されているものがあると安心でしょう。
ちなみに、見た目が防止のようですが、内部はヘルメットのように固い帽子も販売されています。
おしゃれもできるヘルメットっぽい帽子として使えるのでぜひ見てみてください!

まとめ:防災頭巾は意味ない?実はちゃんと役に立ちます!
防災頭巾って意味ない?という意見もありますが、防災頭巾でも十分に役に立ちます。
とくにヘルメットをかぶるのを嫌う子供や高齢者には軽くて使いやすい「防災頭巾」
がおすすめですし、耐久性にこだわるなら防災ヘルメットがおすすめです。
防災頭巾も防災ヘルメットも自分の身を守る大事な防災グッズですよ!
最近はおしゃれで機能的なものがたくさんあります。
防災頭巾はどこに売ってるか悩むかもしれませんが、ネットならすぐに見つかるのでチェックしてみてくださいね。
災害はいつ起こるかわからないので、今のうちにしっかり準備しておきましょう!
コメント